学習コンサルティング記録中学校3年生A君へ向けた記録事例

このページでは、中学校3年生A君への対策として行った記録をメタ的に記録した情報の断片です。

小林塾長
小林塾長

学習コンサルティングをお望みの保護者の方は、ご自身のお子さんがもし、学習コンサルティングを受けるのであれば、こういった工程ややり取りをしているという一つの例としてご覧いただければと思います。

学習コンサルティングについて

学習コンサルティングというのは、ただ勉強をさせればいいというだけではなく、その生徒1人に対してとことん向き合います。

  • どういう性格なのか?
  • どういう事に興味があるのか?
  • どういう話し方に興味を持ってくれるのか?
小林塾長
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興味を持ってくれる何かをコンサルティングをする側も知らなければ、歩み寄ることが出来ません。
だからまずはその生徒の事を深く知ることが大切だと考えています。

 

  • 「あぁ・・・なるほど、そういう意識で考えれば、確かにそうなるよね。」
  • 「えっ、そういう風に思っていたんだ。なるほど…」

深層心理をこちらが理解した上で最適なコンサルティングは何なのか?
スケジュールはどうするのか?
その上で、いづれ通いたい高校はどこで、その先はどういう事に進みたいのか?

 

小林塾長
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以下はその過程で、心を開いて教えてくれた事で得られたことの記録です。

 

該当生徒の興味関心は何か?

・以前は物理学など自然科学系の分野
→最近は映画で使われるVFXなどの映像制作技術に関心がある
→きっかけはインド映画の「RRR」

小林塾長
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過去と現在との違いと共通点を知ることで、現在で興味があることと学業として学ぶべき事を拾い出します。

 

該当生徒の進路へのイメージ

・VFXなどの特殊な工学技術を学ぶ
→難関国公立の工学部が望ましい
・九大、阪大、京大などの旧帝大を目標に!

小林塾長
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未来から逆算してどのルート(学校など)を進めば良いのかという事を導き出します。

 

該当生徒の高校受験

第一志望:佐賀西
+福岡の私立高を受けてみることも考えている
→自分の力量をより広い範囲で知るために久留米附設を受けてみたい
→福大大濠を受けることも考えていたが今はそこまで考えてい無い(どちらかというと附設の方を受けてみたい)

高校受験については、できる限り早く具体的な目標を立てる為にいろいろな話をします。
中学3年生というのはとても短く悠長に考える時間はあまりありません。

小林塾長
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とは言え、いっときの感情だけで方向性を決めるというのも危険だったりします。
そのために、十分なやり取りを生徒と行います。

 

該当生徒の2年学年末の反省

・全体的に非常に良くできた!
・特にできた科目→数学と理科でいずれも100点満点(理科は惜しくも100いかなかったかも?)
・副教科も良かった!→全部90点台!音楽もう少し取りたかった(音符記号など知識のところ)

良かった所を意識して、苦手な事へもその良かった所の意識のイメージを広げる。
過去は変わらない、でも過去から望む未来にするための情報は過去にある。

小林塾長
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生徒とコンサルティングする側の様々な事への意識の共有を行います。

 

今後の勉強イメージ

イメージ

There is〜の話を例に以下2つの大切さを一緒に確認

①とにかく基礎からやる(簡単だと思っても思わぬところに穴がある)
②根本を理解する、「なぜそうなるのか?」を常に気にして勉強に取り組む→先生と積極的にやり取りをする

  • 教科ごとに、具体的に理解できていない所を洗い出す。
  • 何をどう勉強するべきか?
  • どういうカリキュラムを組むのか?
小林塾長
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とにかくその生徒の場合の特定の教科の苦手箇所をクリアさせるための流れを作ります。

 

5/8,9実力テストに向けた注力ポイントと目標点

英語:同じ意味の表現を正しく使い分けする
→目標点:50/50

数学:証明題などの記述を丁寧に綺麗に書く
→目標点:50/50

国語:作文を条件に合わせ自分の言葉で書く
→目標点:48/50

理科:物理分野の力の作図を正しく理解する
→目標点:50/50

社会:時代の流れを理解して覚える
→目標点:50/50

全体的な状況を俯瞰してみる。
その上で、目標点数を設定する。

この設定に向かって突き進むというのが出来上がらないと、闇雲に努力することになり今どこに立っているのかが、わからなくなってしまいます。

よく独学で陥るポイントはこのあたりだったりします。

小林塾長
小林塾長

人は大人でも生徒でも自分の事を知っていそうでじつはあまり見えていなかったりします。
だから、分析し生徒のことを知る事が大事でどういう進め方が良いのかを小鳩の集いが用意するというわけです。

 

質問:佐賀西ってどんな高校?

目標とする高校の事もしっかり理解する工程です。
生徒の性格や求めることが、その高校にあるかどうか?

小林塾長
小林塾長

ただ理屈上その高校が良いというだけじゃなくて、どういうポイントが良いのか?
本当にその高校で良いのかを改めて決めます。

・努力する環境◎
→ただし良くも悪くも自分次第
→○○さんの努力が一番大切!

・良い友達と巡り会える
→○○さんと同じように自分の「やりたい」をもっている友達がたくさん!
→何かに向けて努力する時、同じ方向を向いている友の存在は大きい
→そんな友達ができるし、そうやって努力できるとモチベーションも上がる!

可能な限り生徒との会話と、近年の高校の動向などを考えながら決めていきます。

 

小林塾長
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とはいえ、学ぶ過程で選択する高校が変わる、または変えたほうが良いという事も十分ありえますので、まずはそういう方向性でゆるく仮定します。

 

という事で、今回はこのあたりまでにしておきます。
生徒の心をしっかりと読み解き、本当に求めていることは何か?

小林塾長
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現状としての最善策は何か?
こういった事を今後も確認しつつ進めていきます。

 

次回予定

・進路のイメージについて何か変化はないかなど改めて確認
→もう少し深掘りしてコーチング、より目標を明確にしていく

・その後の勉強状況の確認→今日話したイメージ通りやれているか
・5/8,9のテスト反省
→次回の目標決めとそこに向けた取り組みを具体的に考えていく

 

といった事について、またまとめた記事を投稿致します。

小林塾長
小林塾長

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回公開をお待ち下さい。

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