入試まであと70日余りになりましたが、この時期になると、いろいろな不安が出てきて、楽な塾に変えたほうがいいのではないだろうか？もっと授業時間の短い塾があるのではないだろうか？とか、いろいろ考えてくる人が出てきます。
しかし、よく考えてみてください。そもそも高校入試とは自分1人の力でしか解決できない、人生の大きな行事の1つなのです。その行事を迎えるにあたり、楽しく勉強したいとか、あるいはもっと短い時間で勉強したいとか、そういう逃げ腰の気持ちで学習に取り組んだとしても、おそらく大きな成果は得られないと思います。
私、塾長は38年塾の経営に携わってきて、いろいろな子どもたちを見てきましたが、この時期になって楽な塾に変えたり、あるいはむやみやたらに参考書を買ったりするような人は、最終的には成績が伸びていません。なぜなら、自分の現実から目を背け、自分が楽な方向に向かっているからです。面白くないのは自分が真剣に取り組んでいないからです。楽しそうに塾に来ている友達の顔を思い浮かべてみてください、遅刻もせず休みもせず、土、日も自分から勉強しに来ているでしょ？覚悟を決めて自分で楽しくしているのです。
苦しいのは皆同じです。覚悟を決めて取り組むのか、それとも諦めて、偏差値の低い高校に行ってしまうのか、今みんなはその大切な時期に直面しているのです。
そもそも塾と言うのは、このような大きな局面を打開するために、みんなを支えるためにあるわけで、何も長い時間みんなを苦しめるためにあるのではありません。苦しい時を経験するからこそ、人は成長できるのです。今までと同じようなことをやっても今まで通りの成果しか出るわけがなく、まして、周りのみんなががんばり始めるわけですから、今まで通りの勉強をやっていても、成績はどんどんと下がっていきます。それが現実なのです！目を覚ましてよく考えてみてください！
人生は1度きり、当然高校も1度きりなのです。
その中でも1番素晴らしい時期である16歳から18歳の時期を、自分の行きたい所で過ごせるのか！があと70日あまりで決まろうとしているのです。だったらその70日位は我慢をして次の3年間を手に入れられるように頑張っていこうではありませんか。
正面を向いて正々堂々と受験とわたりあってほしいと思います。もちろん塾の方も助けて欲しい時は手を差し伸べますし、全面協力をする覚悟はできています。
最後にもう一度言います。大事なのは自分の覚悟なのです！がんばりましょう！
学習塾 小鳩の集い 塾長 小林明宏
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